－はじめに
ウォーミングアップを何のためにやっているのかわからずなんとなくやっている方は沢山いると思います。この記事を読んでウォーミングアップの重要性を理解し、これからの運動前に生かしていきましょう。
■ ウォーミングアップの重要性
ウォーミングアップとは準備運動を英語に直した時の言葉です。筋や関節も温まることで関節の動く範囲（関節可動域） が広くなり、また心拍数や血流量を徐々に上げることで心臓や肺への急激な負担を避ける効果があります。
■ 寒い時期のウォーミングアップはゆっくり時間をかけて
特に寒い時期は、普段よりも体の体温が低下しています。体温が低いと筋温もさがり可動域が制限され、イメージしたように体が動きません。
このような状態で急に運動を始めると、筋肉や関節に負担がかかりケガのリスクが高まります。ケガ予防のためにも冬は筋肉を温め、ゆっくり時間をかけてウォーミングアップすることが大切です。
■ 温かい飲み物や防寒対策で効果を上げる
運動の前にウォーミングアップする時間がしっかりとれない場合は、あらかじめ温かい飲み物を飲んでおくのも効果的です。短時間で体の体温が上がるのでより効果が感じられると思います。
■ ウォーミングアップの順番を考えよう
ウォーミングアップにも順番があります。まず始めは、立位でのストレッチで体温・筋温を上昇させ柔軟性を高めていきます。次にジョギング・ダイナミックストレッチで血流をよくして、運動に適した体を準備していきます。最後に神経の働きをよくするためにダッシュ系のメニューを行います。
■ ランニングにおすすめの寒さ対策
では具体的にランニングの寒さ対策としてなにをするべきなのか。まず服装です。寒いからと言って着込みすぎると動きずらいので最低限の防寒具で挑みましょう。帽子、手袋、ネックウォーマー、タイツなどです。運動用のものが市販でも売っているので、そちらを使ってみましょう。
そして、走る前のウォーミングアップ。
ストレッチなどを行った後、少し心拍が上がるような速度でジョギングをしましょう。体温が上がるので寒さ対策には効果抜群です。
--終わりに
ウォーミングアップの重要性は理解できましたか。とりあえずウォーミングアップしとけばいいということではなく、種目 によってやるべきウォーミングアップは変わってくるので、具体的に何の動きが必要なのかを考え、仲間と一緒に楽しく行うことで、心も体も温まりより良いパフォーマンスが期待できるのではないかと思います。
皆さん、運動の前はしっかりとウォーミングアップを行いましょう。
