始めに
ボクシングなどのスポーツで頭部に繰り返し衝撃が加えられた結果、数年~数十年後に進行性の神経変性疾患が現れる遅発性脳障害。一般的に、ボクサーで現れる"パンチドランカー"として知られている。
パンチドランカーの症状とは?
パンチドランカーとは、認知症に似たような症状が出ます。初期症状としては、頭痛や吐き気が主にみられ症状が進むと、認知症のように記憶力が低下し、さらに攻撃的になるなど人格が変わってしまい死亡するケースもあります。
パンチドランカ―の症状を4段階に分けると、、、
・ステージ1:頭痛・ステージ2:鬱、攻撃的になる、怒りっぽい、忘れっぽくなる
・ステージ3:認知障害
・ステージ4:認知症やパーキンソン病と似た症状
パンチドランカ―は認知症やパーキンソン病と症状が似ていて、回復するには困難な症状で廃人になる方も多いです
パンチドランカーの有名選手
・日本の選手辰吉丈一郎
たこ八郎
佐竹雅昭
高橋ナオト
・海外の選手
モハメド・アリ
マイクベルナルド
ゲーリーグッドリッジ
シュガーレイ・ロビンソン
などたくさんの方がいらっしゃいます。
ボクシングだけじゃない!起こりうるスポーツ
ボクシングやレスリング、アイスホッケー、アメフトなどの接触の多いスポーツ(コンタクト・スポーツ)選手で多くみられます。