HIP-HOPメインイメージ

HIP-HOP

HIP HOPもインストラクターによってスタイルが独特なので使う音、内容もさまざまです。時代や流行によってスタイルも変わっていくので要チェック!!ともかくノリが重要で、可能性は無限大のジャンルです。

HIP-HOP

1970年代のニューヨークのブロンクスというヒスパニック系、アフリカ系、カリブ系の人が混在する地域で、ブロックパーティーと呼ばれるものがありました。これはラップやDJ、グラフィティアート、ブレイキング(ダンスのジャンル)という4つの要素で構成されていたものでした。これは野外イベントのようなものですが、単に集まって曲を聴くようなスタイルではなく、ダンスやアート、DJパフォーマンスなども含んでいました。
ヒップホップダンスは、ブロックパーティーやヒップホップミュージックが盛り上がるなかで、ニュージャックスイングというテディー・ライリーが流行らせたスタイルのステップを、ヒップホップミュージックに乗せたダンスが始まりとも言われています。

GIRL's HIP-HOP

多くの女性ダンサーから支持されているヒップホップダンスのスタイルが「ガールズヒップホップ」であり、より女性らしさを追求した振り付けやムーブが特徴です。ガールズ(少女たち)とされていますが、昨今では男性ダンサーによってパフォーマンスされるケースも少なくありません。ガールズヒップホップは可愛らしさやセクシーさを表現するムーブが多く、他のジャンルと比べてボディーラインを強調した振り付けが取り入られがちなスタイルです。女性アイドルグループや海外アーティストなどの影響により、国内でも人気が高くメジャーになりつつあります。

R&B HIP-HOP

R&B(リズム・アンド・ブルース)に合わせて踊るスタイルが「アールアンドビーヒップホップ」であり、使用される楽曲はミドルテンポ以下のメロウな雰囲気の楽曲であるケースがほとんどです。楽曲のテンポやリリックなどによってステップを考案でき、男女がペアとなってストーリー性のある振り付けを行う形式も人気で楽曲の世界観に浸りながら踊れます。アールアンドビーヒップホップは使用する楽曲がローテンポである分、振り付けはダイナミクスかつ指先や足元など細部までこだわったスタイルが特徴です。振り付けの多くはヒップホップを基本としたムーブであり、男女を問わず幅広い年齢層のダンサーが興じています。

LA STYLE

「エルエースタイルヒップホップ」はLA(ロサンゼルス)で発祥したヒップホップダンスであり、リリックと連動した独創的な振り付けからアーティストのMVで頻繁に使われる有名なスタイルです。楽曲は2000年以降の新しいヒップホップやR&Bを使用するケースが多く、国内の著名ダンスグループでも取り入られています。
昨今ではMVの振り付けに限らずSNSにおけるダンス動画の投稿などでも使われており、日頃目にする機会が多い身近なスタイルといえるでしょう。ダンサーの楽曲解釈や感性によって独自の振り付けを加えられるため、オリジナリティを追求したい場合にもおすすめです。

リズムトレーニング

リズムトレーニングは8拍子のリズムに合わせて音楽と一緒に身体の動かし方を慣れるためのものです。基本的にはアップとダウンと呼ばれる2つのリズムトレーニングが主に必要になります。他にも首や肩といったような体の1部位だけを動かすリズムトレーニングもあります。これを「アイソレーション」と言います。どんなにすごい技やカッコいいステップを踏んでいても、リズムがズレているとカッコ悪く見えてしまいます。まずはリズムトレーニングをマスターしてカッコよく踊れるための準備をしましょう!