▪ハウスダンスって何?
皆さんは、ハウスダンスという言葉をご存知ですか?ストリートダンスに触れたことのない方は、初めて聞く方も多いかもしれません。実はハウスダンスは、ヒップホップなどと肩を並べるほどの代表的なジャンルの一つです。そんなハウスダンスについて今回はご紹介していきます。▪ハウスダンスとは?
ハウスダンスは、アメリカ、シカゴのDJが70年代フィラデルフィアソウルのリズムをヒントに作り出した、腹に響く重低音ビートを延々とループさせた、今までとは違う ハウス・ミュージック(House Music)に合わせて踊るダンスのことを言います。ニューヨークのダンスサーたちが、その音楽に合わせて様々なジャンルを組み合わせてフリースタイルで踊ったのが始まりとされています。速いビートの曲で軽やかに動き、流れるような素早いステップと、フロアワークが特徴的なダンスで、今も尚進化し続けているダンスの一つです。▪ハウスミュージックってどんな音楽?
ハウスミュージックは、1977年にシカゴで誕生した音楽のジャンルの一つで、ドラム・マシンを使った機械的なビート、サンプラーを駆使した複数の既成の音源のフレーズ・サンプリングなどを特徴とします。基本的な音の特徴は、4つ打ちのリズムでBPM120前後の速めなテンポ、短い音・メロディのループなどが特徴的です。
▪ヒップホップダンスとハウスダンスの違い
まず、HIPHOPとHouseは音楽が全く違います。簡単に言うと、HIPHOPはスローテンポで、Houseはアップテンポなイメージです。したがって、HIPHOPではゆっくりとしたテンポの曲なのでアップやダウンの動きを大きく踊ることでかっこよく、魅せる踊りになります。次にHouseですが、早いテンポと4つ打ちのリズムが特徴的でその早いテンポと一緒に流れるように多様な足さばき、ステップを踏みます。アクロバットな要素も入れる人も多いです。▪ハウスダンスの特徴的なステップ・技
◯SHUFFLE(シャッフル)
ハウスダンスの曲はスピードが速いので、このステップは、早いスピードの中で、上手に足を動かす必要があります。軽くホップしながら"アップ、アップ、ダウン"のリズムで左右に移動します。アップで片足をキックし、アップでキックする足を入れ替え、ダウンで今出している足を浮かせたまま膝を曲げ後ろに引きます。これを左右繰り返します。
◯クロスステップ
このステップはハウスダンス初心者の方でも、簡単にマスターできるステップです。リズムをキープする練習にも効果的です。足を肩幅くらいに開き片足を前に持っていくように両足をクロスさせます。クロスした時に、前に出している足の方向に体をひねります。体の向きを変えずにそのまま足を開き、この時足の位置を横一直線ではなく向きに合わせて前後します。これを左右交互で繰り返します。
◯ドルフィン
ハウスダンスをやっていて一番初めに覚える人も多い大技の一つです。逆立ちのように両手を地面について、腕を曲げていき、足を魚の尾ひれように動かす、フロアステップです。シャチや、ダイブとも呼ばれます。DOLPHINは、イルカの意味です。
NOAダンスアカデミー HOUSEダンス 基本ステップ集5選
ーおわりにー
ハウスダンスについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。細かいステップやフロアでのアクロバティックな技が特徴的なので、難しそうと感じる方も多いかもしれません。でもその反面、コツコツと地道に頑張りがいのあるジャンルです。
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