■はじめに
現代では音楽は切っても切り離せない、生活の中の一部になっていることが多いと思います。その中でヒップホップという言葉をよく耳にしませんか?今回はヒップホップについて詳しく紹介していこうと思います。ヒップホップはMCing(ラップ)、DJing(スクラッチ)、Breaking(ブレイクダンス)、Writing(グラフティ)の4つの要素からなっています。その中でもヒップホップはリズムパターンやフローの違い、リリックの内容などのサブジャンルで細分化されており、とても種類が多くなります。音楽の聴き方からサブジャンルを当てはめてみると、自分の好きなスタイルやジャンルに出会えるかもしれません。
■ヒップホップダンスの歴史について
1970年代にニューヨークのブロンクス地区で生まれたと考えられています。その地域では貧困なアフリカ系アメリカ人がディスコに行く代わりに、公園にレコードプレーヤーを持ち込み、DJが曲を回す中でダンサーやラッパー、クラフティアーティストが披露して遊んでいました。これがブロック・パーティーと呼ばれHIP-HOPの文化の始まりと言われています。■ヒップホップのジャンル
(1)JAZZ HIP-HOP
JAZZの中でも主にリズム・ノリがメインとなるスタイル。JAZZの柔軟性や表現力がHIPHOPのノリに取り入れられたダンスです。曲はスローやバラード系ではなく、HIPHOPになります。アップテンポでリズムに乗りたい人向けです。(2)Giri's HIP-HOP
HIPHOPのノリをベースに腰やお尻、胸といった部位を活かした振り付けが多く、セクシーさやキュートさをプラスした踊りになります。女性からも大人気なジャンルです。(3)R&B HIP~HOP
しっとり系のメロディーに合わせてボーカルが歌うスローナンバーが使われていることが多く、このような曲のリリック(歌詞)やリズム、メロディーの音に合わせた振り付けで踊るストリート系HIP-HOPです。エモーショナルな振り付けをやりたい方も多く、人気な踊りとなっています。(4)MIDDLE SCHOOL HIP-HOP
重い音の音楽で、ダウンの深みや大きな動き、グルーヴ感や重さなどが問われるHIP-HOPです。(5)LA STYLE HIP-HOP
曲のイメージを伝えたり、舞台で物語を言葉がなくても表現しやすいダンスです。ハリウッドのあるLAが発祥のスタイルと言われています。メロウな曲調からドープな曲調まで幅広く捉えることができます。個人でというよりかは集団でお洒落にやりたいと言った方向けかもしれません。