-はじめに
グラフィティアートとは主にスプレーを用いて、電車の車両や高架下の壁など、公共の場に描かれる文字および絵のことで、「ストリートアート」とも呼ばれます。描かれる場所は、地下鉄や道路の壁、店舗のシャッターなどさまざまです。
• 違法のアート「グラフィティ」とは
基本的には違法とされていて、自治体によっては条例を定めているところもあるようです。グラフィティ・アートがたくさんある場所は景観が悪く、治安も悪そうに見えるといった理由から一般的に印象のいいものではないかもしれないですね。合法のキャンバスも中にはあるようです。
• グラフィティの描き方
初心者がグラフィティをスプレーでいきなり始めるのは抵抗があるという場合は、マーカーペンで練習してみて、慣れてきたらスプレーを使ってみるのが良いようです。アルファベットの一文字のサイズを全て均等にする必要はなく、カッコよく見せることを意識しましょう。タギングと呼ばれる文字は若干斜めにしたほうがそれらしくなり、ラインでカッコよく仕上げられるそうです。単色だとぼやけてしまうので、輪郭をつけ、色の濃淡で立体感を演出みるとよりそれらしいものになりますね。
• グラフィティとヒップホップ
ヒップホップ発祥の地で貧しい若者達がその貧しさから抜け出すチャンスもなく、十分な教育も受けられない時代の中、自分たちの存在をアピールし、注目を得るために始めたのがグラフィティという文化でした。自分の名前や自分を表す記号のようなものを近所にある建物の壁などを書き印すことから始まったそうです。
• 日本で見られるグラフィティスポット
都内にグラフィティスポットがいくつかあり、天王洲アイル、デザインフェスタギャラリー原宿、MuralCityProject(高円寺)などが挙げられます。