ピラティス初心者が覚えておきたい基本ポーズ|NOA ONLINE YOGA

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-はじめに

ピラティスは、もとはリハビリを行うために開発されたエクササイズです。
ピラティスのエクササイズではインナーマッスルや体幹を安全に効率よく筋肉を鍛えることができるとされ、身体を動かすのが苦手な方からアスリートまで幅広い層から人気があります。
硬くなっている筋肉をほぐすストレッチや、身体の中心にある「体幹」の筋肉を鍛える要素があるエクササイズなので、継続することで徐々に身体の歪みが調整され運動能力が向上していくでしょう。
ピラティスでは通常の筋力トレーニングとは異なり、体の深い部分にあるインナーマッスルを鍛えます。インナーマッスルを鍛えると、身体の中心部分の体幹が安定して運動時のパフォーマンスの向上につながります。
ピラティスのエクササイズによって筋肉の柔軟性も上がるため、ケガをしにくい身体に変化していきます。


■ ピラティスは初心者でも大丈夫?

体が硬い方にこそ、ぜひピラティスをオススメします。
ピラティスは、呼吸を整えながら体の隅々にまで意識を向けて行うエクササイズです。
リハビリに取り入れられていることもあり、無理なく身体を強化するのに最適です。
ゆっくりと呼吸しながら運動を続けていけば、いつかは魅力あふれるしなやかボディが手に入るかもしれません。
また、美しいボディを持つインストラクターや上級者さんを見るのもモチベーションが上がるでしょう。
自分なりのレッスンの見どころを探してみてください。


■ ヨガとの大きな違いは?

ピラティスは、背中と体幹を安定させる大事な筋肉を使った小さな動きにフォーカス。体幹の筋肉の収縮を起動させるよう呼吸をコントロールして各エクササイズを始めることを強く重視しています。
ピラティスはマット上か、専用の器具を使ってやりますが、器具は、バネとレバーと体重だけを使って負荷をかける独特のものです。
ピラティスは胸式呼吸が基本、ヨガは腹式呼吸が基本です。
ピラティスはマットの他に器具を使う場合があるが、ヨガはマット以外の器具は使わない。
ピラティスはインナーマッスルを鍛えることに重点が置かれている。ヨガは体と心の調和を図りリラックスに重点が置かれています。


■ 初心者でもできるピラティスの基本ポーズ

(1) ニュートラルポジション

身体の各部位においてニュートラルポジションは定義づけられています。
例えば、骨盤におけるニュートラルポジションの意味は、骨盤が前傾でもなく、後傾でもない状態の事を指します。


(2) Cカーブ

腹筋が弱く、お腹やお尻が突き出ている人も、腰や背中の緊張が強くなってしまう傾向があるので、Cカーブを作りながらお腹を薄く凹ませる練習をするといいでしょう。
ただし、腰を丸めると痛みが強くなる腰椎椎間板ヘルニアなどをお持ちの方はやらないようにしましょう。


(3) インプリントポジション

骨盤をやや後ろに倒す姿勢を「インプリントポジション」と言います。
腹筋を使っておへそと背中を引き寄せながら、腹部が斜めのラインになるように腰をマットに近づけ、骨盤を後ろへ倒します。


(4) ピラティスハンドレッド

ハンドレッドは、最近、ピラティスの中級クラスで行っているエクササイズです。
ハンドレッドのエクササイズの目的はお腹です。
お腹を平らにしてコアを強くすることで、便秘にも効果があります。
ハンドレッドという名前の由来は姿勢を保持しながら、エクササイズを繰り返しながら100まで数えることです。

-終わりに

ピラティスでは正確にポーズをとることはもちろんのこと、正しい呼吸法も重要です。
私達が普段している自然な呼吸とは異なるため慣れるまでは難しいと感じるかもしれませんが、正しい胸式呼吸を習得することでダイエット効果や姿勢矯正効果がより高まると言われています。
週に1回でも良いので、まずは半年間続けられそうなペースを見つけましょう。たとえ数分でも集中できる時間があれば、「頭がスッキリした」「少し肩が軽くなった」など、小さな変化や効果かもしれませんが、必ず感じられると思います。


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