--はじめに
ヨガというと、健康維持のためというイメージがありますが、メリットはそれだけではありません。今回はスポーツパフォーマンスのためのヨガについてご紹介します。
■ アスリート向けのヨガジャンルは?
ヨガには、スローペースなものからハイペースでカロリーを燃焼させるものと種類が豊富にあります。リストラティブヨガなどスロータイプのヨガはコアの強化に効くので、幅広いスポーツに効果があります。
また、パワーヨガやヴィンヤサヨガなどのハイペースのヨガは、通常の可動域以上のストレッチを行うため、筋肉の持久力やスタミナを鍛えることに役立つとされています。
■ ヨガをトレーニングに取り入れる効果
・リラックス効果ヨガで大事になってくるのが呼吸です。意識して深く呼吸をすることによって、酸素が体中にいきわたりリラックスできる効果があります。
・ストレス解消効果
スポーツ選手にとって、自分自身のメンタルケアやストレスの対処はパフォーマンスの質に大きく関わります。ヨガでは自分と向き合い対話をすることで、ストレスやプレッシャーまた自分の感情に対して冷静に受け止めるトレーニングができます。そのため、緊張を解すスキルやストレスと上手く付き合うスキルが自然と身に付きます。
・怪我の予防
ヨガには様々なポーズがあるので、柔軟性の向上や体幹強化が期待できます。
■ ヨガを取り入れているスポーツ選手
・長友佑都選手(サッカー)1日に3回 ヨガで身体を鍛え上げるという長友選手。
日本代表合宿の際は、「ヨガ友教室」という名のヨガ教室を開き、岡崎慎司選手、香川真司選手、清武弘嗣選手らと共に入念に身体をほぐす様子をSNSにアップしていました。
他にも、錦織圭選手(テニス)やイチロー選手(野球)など多くの一流選手たちがヨガをトレーニングの一環として取り入れています。